

今まで3年ほどメインPCにPentium G4560マシンを使っていたのですが、ソフトウェアの進化と多コア活用が止まらないこの世の中で2コア4スレッドというスペックで使い続けるのは厳しいと感じ買い替えを検討しました。結果的にRyzen3 3100と廉価帯B550マザーを購入してかなり満足しているのでこれらを購入することにした理由やレビューをしていこうと思います。
Ryzen3 3100を購入した理由
CPUを選ぶ中で重視したのは
- 予算が少なかったので安いこと
- 将来的に交換できる魅力的な上位CPUがあること。また、それに対応した拡張性があること
- 上位CPUに交換したらサーバー機に使いたいから省電力性が高いこと
です。
これらを重視してスペックや他の方のレビューなんかを調べていたところRyzen3 3100がいいのではと思い購入しました。
MSI B550-A PROを購入した理由
CPUの欄で話したように僕は将来的に上位CPUと交換したいと考えていたので、それに見合う拡張性があり比較的安価だったB550-A PROを購入しました。同価格帯マザボの中ではUSBポートが多めなのがいいです。
開封






お次はCPUの開封を




組み立て
※今回はケースには組み込まず”まな板運用”するのでケースに組み込む方法は書かないのでご了承ください。
ではさっそく組み立てに入ります。
まずは元メインPCからNvme M.2SSDを移植します。SSD付属のヒートシンクを付けたままマザボのヒートシンクも使います。






ベンチマーク
軽くベンチマークしていきます。今回はCinebench R15とCinebench R20でベンチマークします。PCのスペックは以下のとおりです。都合でしっかりした比較にはなっていないので参考程度によろしくおねがいします。
RYZEN3 3100マシン
[CPU] Ryzen3 3100
[RAM] DDR4 2400 8GB
[GPU] GTX 770 2GB
[MB] MSI B550-A PRO
[SSD] ASX8200PNP-512GT-C(Nvme 512GB)
Pentium G4560マシン
[CPU] Pentium G4560
[RAM] DDR4 2133 4+8GB
[GPU] Onboard
[MB] AsRock B250M-HDV
[SSD] ASX8200PNP-512GT-C(Nvme 512GB)
さっそく結果をどうぞ


使ってみた感想
1.3万円でこのスペックのCPUが買えるというのはかなり衝撃的です。ハードウェアアクセラレーション無しでもYouTubeの4K動画を安定再生できるようになってとても快適です(4Kモニタ持ってないから意味はない)
ちなみに現在このマシンをメインで使ってますがやはりメモリ8GBだと少なく感じることが多いですし、Ryzenは高クロックメモリと組み合わせた方がスペックが上がるらしいので早いうちにDDR4 3200で容量大きめのメモリに交換したいと考えています。最近のGPUの値上がりが収まって安定購入できるようになればGPUも交換して重めのゲームなんかもプレイしてみたいです。ちなみに、今回MSI製マザボのUEFIを初めて使いましたがUIがいまいち使いづらかったので個人的には今まで使ってきたAsRock製マザボのシンプルなUEFIのほうが好きでした(ここは好みで分かれるところですが…)
結論ですが、Ryzen3 3100は外付けのGPUが必須なのがネックですがRyzenが使ってみたい&安価にそこそこなスペックのPCを組みたい人にはおすすめできるCPUだと思いました。B550-A PROはB550マザボの中では廉価帯ですが拡張性にすぐれているのでマザボ直付のLED装飾なんかが必要なければおすすめできます。